創業者挨拶
取締役会長
石飛盛夫
皆様には平素よりご高配を賜り誠にありがとうございます。
食の安全を理念に「機動的かつ信頼のある商売」を目指し、食肉の販売業を営んで参りました。揺れる経済動向、世界情勢によりこの業界も大きな変化を余儀なくされております。特にTPPをめぐる各国の思惑や、国政による農協の改革などにより、畜産農家への不安要素はとどまるところ知らない状況です。
わたしたち食肉業界に携わる企業はこうした不安要素に打ち勝つため、今こそ一つになる必要があります。地産地消というキーワードによって、地方ごとのブランド牛が誕生するなか、世界では「WAGYU」という一つの商品名によって輸出入が行われています。 わたしたちが競合するべきは世界の牛であり、隣町の牛ではありません。無駄な競合・低価格競争は業界をさらに地盤沈下させる悪循環を産んでいます。わたしたちが守るべき・残すべきものは「日本の牛JAPANBEEF」ただ一つです。 こうした商いの「輪」の精神によって、日本和牛はひとつになる。この創業の地、松江から食肉業界を盛り上げて参りたいと思います。
牛づくり 人づくり 商いの輪 これがわたしたちの願いです。
代表取締役社長
友塚順子
平素は、格別のご愛顧を賜り、厚く御礼申し上げます。
創業35年になる食肉卸売業の歴史と、経営理念を受け継ぎ、学びの日々でございます。
その中で私は、心を表すのは形であると考えております。感謝の心はお礼の言葉であり、挨拶の心はお辞儀であるように、私達が信念を持って創業者から受け継いだ心は、熟豊和牛と言う形となり、和牛経産牛の美味しさを皆様へお届けできるよう、日々邁進しております。
また令和3年、JFS-Bに適合していると証明していただきました。厳しい衛生管理を継続する中で、与えられた知識だけではなく、自らの思いや考えをもって、活動できるようになりました。
私が女性で有ればこそ、気付く事、可能な事、また女性だから不可能な事を、社員が助けてくれている素晴らしい会社です。
私達の目標は、どこにでもある沢山の和牛の中で、もっと多くの消費者の皆様に、弊社の商品を知っていただくことです。
「変革なくして、継続無し!」をモットーに社員一丸となり、突き進んで参ります。
経営理念
一、機動的かつ信頼のある商い 一、牛づくり 人づくり 商いの輪会社概要
会社名 | 株式会社MJビーフ |
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代表者 | 代表取締役 友塚 順子 |
所在地 | 〒690-0044 島根県松江市西嫁島3丁目3-10 |
設立日 | 平成28年8月19日 |
資本金 | 3,000万円 |
事業内容 | 和牛経産ブランド「熟豊和牛」肉の販売事業 国産牛(ホルス・交雑) 国産和牛(未経産・去勢)肉の販売事業 |
定休日 | 土日祝日 |
一般財団法人食品安全マネジメント協会により作成された、
Codex HACCPの要求事項を含むJFS-Bに適合していることを証明しています。
株式会社MJビーフは、「持続可能な開発目標(SDGs)」の実現に貢献していきます。
- ジェンダー平等に向けて、女性リーダーが活躍する会社づくりを行っています。
- 大衆牛肉(差別化のない国内産牛肉)の販売を通して持続可能な消費と生産のパターンを確保しています。
- 生産から消費まで。私たちは商いの輪を大切にし、世界に誇れる牛づくりを目指します。
沿革
昭和47年 4月 | 60頭規模の酪農事業継承(青木牧場) |
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昭和52年 3月 | 肥育・育成200頭の肉牛の枝肉販売に業務転換 |
平成元年 5月 | 食肉卸売業ミートもりみつ結成 |
平成14年 8月 | 株式会社モリミツフーズ設立 |
平成14年 12月 | 松江営業所設立 |
平成15年 3月 | 松江加工場設立 |
平成23年 7月 | 株式会社S・Bファーム設立 事業内容:肉牛の肥育・肉牛の成体・枝肉の販売事業 |
平成28年 8月 | 株式会社MJビーフ設立 事業内容:株式会社モリミツフーズから「熟成肉・経産牛の販売」事業継承。 一次産業である株式会社S・Bファームより3,000万円の出資を受ける。また、農林水産省より総合事業化計画認定を受け、株式会社農林漁業成長産業化支援機構。 (略称A-FAIVE)より3,000万円の出資を受け設立。合わせて6,000万円の資本金となる。 |
平成29年 10月 | 株式会社S・Bファームと株式会社モリミツフーズと合併し、株式会社熟豊ファームと社名変更。 事業内容:経産牛の肥育に専念 卸売業は株式会社MJビーフに譲渡 |
平成30年 2月 | 都市部で販売している熟成肉から細菌を発見したと報道。これにより熟成肉の売上が激減。熟成に関してはウェットエイジングのみとし、経産牛の肥育方法の変更など行い、熟成していない経産牛の販売に転換。その美味しさをスーパーでの販売を主に発信。 |
令和2年 5月 | 株式会社農林漁業成長産業化支援機構保有の株式3,000万円を株式会社藪華が買取。 |
令和2年 6月 | 株式会社熟豊ファーム(旧(株)S・Bファーム)保有の株式3,000万円を自社株として買取。 |
令和3年 7月 | 資本金を3,000万円に減資 |